ボート釣り後の洗浄水は何リットル必要?軽バン車中泊で20L水タンクを積むか問題

軽バン釣り車中泊でボート釣り後の洗浄水量を比較するアイキャッチ 車中泊
小物洗いは10L未満、船外機の水槽フラッシングは20L級。何を洗うかで水量を決める。

この記事は2026年5月31日に内容を更新しました。

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結論|手足と道具だけなら10L未満、船外機フラッシングまでやるなら20L

ボート釣り後の洗浄水は、何をどこまで洗うかで必要な量が大きく変わります。 軽バンでボート釣り車中泊をする場合、毎回20Lの水タンクを積めば安心ではあります。 ただし、20Lタンクは思った以上に場所を取ります。

自分の実体験では、手足の砂、ルアーの針、リールのライン、ちょっとした釣具を洗うだけなら、10L未満でも十分足りました。 高圧洗浄機を使った時も、足漕ぎカヤックや釣り道具の最低限の洗浄なら、10L未満で済んでいます。

逆に、2馬力船外機を現地でフラッシングするなら、話が変わります。 ゴミ箱や大きめのバケツに真水をため、その中で船外機を回す場合は、インペラ付近まで水位を上げる必要があります。 このような水をためた容器で行うフラッシングでは、10L前後では水位が足りない可能性があり、20L級の水量が必要になります。

つまり、軽バン車中泊での洗浄水は「毎回20L積むかどうか」ではなく、その日に現地で何を洗うのかで決めるのが現実的です。 手足や小物だけなら少量でもかなり助かり、船外機フラッシングまで現地で済ませたい日は20L級が必要です。 この分け方をしないと、水タンクのためにゴムボートや釣具の置き場を削ることになります。

20Lタンクはベッドキット上のリアゲート側に積んでいた

以前は、20Lのレジャー用水タンクを軽バンの車内に積んでいました。 置いていた場所は、全面フラットにしたベッドキットの上で、リアゲート側の端です。 車に積んだままホースで水を入れられるので、出発前の準備としてはかなり楽でした。

20Lあれば、釣行後に手足を流したり、ルアーを軽く洗ったり、道具に残った塩分を落としたりするには十分です。 水を持っている時は、現地で2馬力船外機のフラッシングも行っていました。 釣り場から帰る前に、砂や塩分をある程度落とせるのはかなり快適です。

ただし、20Lの水は重さで約20kgあります。 タンク本体のサイズもあるので、軽バンの中では「ちょっとした荷物」ではなく、しっかり一席分を使う装備になります。 釣り車中泊では、クーラーバッグ、車載冷蔵庫、タックルボックス、着替え、寝具も積みます。 そこへ水20Lが加わると、荷室の自由度はかなり下がります。

軽バン車内で20Lポリタンクの大きさを確認している様子 logo
20Lポリタンクを軽バン車内に置いた時のサイズ感。ボート釣り車中泊では水を積む安心感と、荷室スペースの圧迫を天秤にかける必要がある。

水はあると便利です。 ただ、軽バンでは便利な装備ほど場所を取ります。 20Lタンクは安心感がありますが、ゴムボートや釣具を積む日は、荷室の自由度をかなり削ります。

コック付き 20L BUB-20 水タンク ウォータータンク レジャー 防災対策
プラテック
レジャーや防災用に適した20Lサイズの水タンクです

ゴムボートを積むと20Lタンクの置き場がなくなる

問題は、ゴムボートを積む時です。 20Lタンクを置いていたリアゲート側の端は、ゴムボート本体を積む時に使いたい場所でもあります。 そのため、ゴムボートを車内に積む日は、20Lタンクの置き場がなくなります。

ゴムボート本体、エアフロア、ドーリー、船外機、燃料、釣具、クーラー関係。 これだけで車内はかなり埋まります。 さらに車中泊をするなら、寝るスペースも残さなければいけません。 ここに20Lタンクを固定装備のように入れてしまうと、積載レイアウトがかなり苦しくなります。

ドーリーやボックスに入っている物を屋根側へ逃がせば、20Lタンクを残すことはできます。 ただし、その分だけ車内積載の自由度は落ちます。 屋根に載せる物、車内に残す物、濡らしたくない物、熱に弱い物を分ける必要が出てきます。

ここで大事なのは、20Lタンクが悪いわけではないということです。 船外機のフラッシングまで現地でやるなら、20L級の水はかなり頼れます。 ただ、ゴムボートを積んで車中泊もする軽バンでは、水を積むこと自体が積載レイアウトの問題になるということです。

ゴムボート積載を考えると、水タンクの置き方も見直しが必要になる。 logo
軽バン車中泊で20L水タンクを積む位置を見直した実例。ゴムボートや釣具を積む場合、水タンクの置き場が荷室レイアウトに大きく影響する。

70cmを超える真鯛の持ち帰りや、クーラーボックスとクーラーバッグの使い分けについては、別記事で詳しく整理しています。
70cm超えの真鯛が釣れたらどう持ち帰る?軽バン釣り車中泊のクーラー問題

高圧洗浄機なら足漕ぎカヤックと釣具は10L未満で洗えた

実際に高圧洗浄機を使ってみると、足漕ぎカヤックや釣り道具の最低限の洗浄なら、10L未満でも足りました。 水を勢いよく使えるので、手足の砂や、道具に残った塩分を流す用途では効率がいいです。

もちろん、これは「完全にきれいに洗い上げる」という意味ではありません。 現地での一次洗いとして、手足の砂を落とす、ルアーの塩分を流す、リールのラインに軽く真水をかける、釣具の表面をさっと流す。 この程度なら、20L満タンでなくても対応できます。

逆に、ボート本体を丁寧に洗う、船外機を水をためた容器でフラッシングする、ドーリーやタイヤまわりまでしっかり洗うとなると、水量は一気に必要になります。 10L未満で全部やろうとすると、最後は水の配分がかなり厳しくなります。

軽バン車中泊では、この差を分けて考えた方が楽です。 手や足の砂、ルアーの針、リールラインなどを流すだけなら、少量の水でもかなり助かります。 一方で、2馬力船外機を現地でフラッシングする場合は、20L級の水を用意した方が安心です。

釣った魚の保冷や、車載冷蔵庫との使い分けも同じで、全部を一つの道具で解決しようとすると荷物が増えます。 水も保冷も、役割を分けた方が軽バンでは現実的です。

連泊中に釣った魚を車載冷蔵庫とクーラーバッグでどう分けるかは、次の記事で整理しています。
釣った魚を車中泊中どう保冷する?軽バン連泊釣行の車載冷蔵庫運用

一番洗いたいのはルアーの針・リールのライン・手足の砂

ボート釣りの後に「水がなくて困るもの」は、実際にはボート本体よりも身の回りの小物でした。 自分の場合、一番洗いたい優先順位は、ルアーの針、リールのライン、手足の砂です。

ルアーの針は、海水が付いたままだとサビが気になります。 リールのラインも、PEラインに塩分や汚れが残ったままになると、ラインの劣化やスプールまわりの腐食につながる可能性があります。 体感としても、ラインの出が悪くなる前に、釣行後はできるだけ早めに真水で塩分を流しておきたいところです。

魚探まわりも、海水のしぶきが付いたタッチ画面やボタンまわりは、きれいな真水で軽く流しておきたい部分です。 ただし、端子まわりは水自体が怖いので、自分は基本的にシールして保護しています。 現地で洗う時も、端子に水をかけるのではなく、画面とボタンまわりの塩分を落とす程度にしています。

そして、意外と困るのが手足の砂です。 海から上がったあとに海水で足の砂を落としても、車まで距離があると、その間にまた砂が付きます。 車の近くでもう一度海水で流す方法もありますが、それでは今度は塩分が残ります。 やはり真水で手足とサンダルを軽く洗い、運転前にスニーカーへ履き替えられる方が快適で安全です。

ボート釣り後に海から車まで歩く砂地の様子 logo
ボート釣り後、海から軽バンまで歩く距離があると、足やサンダルに砂が付きやすい。現地で真水を使えると、車内に砂を持ち込みにくくなる。

ボート本体は、その場で洗えなくても大きな問題は感じませんでした。 もちろん帰宅後には洗いますが、現地でどうしても困ったのは、ボートよりも手足の砂と小物です。 だから、20Lタンクを積めない日でも、最低限の真水は持っておきたいです。 小さめの水タンクやペットボトルでも、手足、ルアー、リールラインを優先して洗えるだけで、帰りの快適さがかなり変わります。

トーハツ2馬力のフラッシングには水位か給水方法が必要

手足や小物を洗うだけなら、10L未満の水でもかなり助かります。 ただし、2馬力船外機を現地でフラッシングする場合は、必要な水量や給水方法が一気に変わります。

自分が使っているのは、トーハツの2馬力船外機です。 ゴミ箱や大きめの容器に真水をため、その中で船外機をフラッシングする場合は、冷却水をきちんと吸わせるための水位が必要になります。 そのため、手足を流す程度の水量とは別物として考えた方がいいです。

水をためた容器でフラッシングする場合、アンチキャビテーションプレートより低い水位では、インペラが水を吸い上げられず、冷却水が回らない可能性があります。 自分の実感としても、水槽でフラッシングするなら20L級の水量が必要になります。

なお、トーハツ2馬力はフラッシングアタッチメントを使う方法もあります。 小型ポンプとポリタンクで給水できれば、現地でも水槽に20Lためずにフラッシングできる可能性があります。 ただし、ポンプの実流量や接続後の水量は確認が必要なため、この方法は別記事で詳しく整理します。

トーハツ2馬力船外機用フラッシングアタッチメント logo
トーハツ2馬力船外機で使うフラッシングアタッチメント。水槽に水をためる方法だけでなく、水道ホースやポンプから給水して洗浄する方法もある。

現地でエンジンを始動してフラッシングする場合は、必ずシフトレバーが中立に入っていることを確認します。 中立でなければプロペラが回る危険があるため、ここは忘れずに確認したい部分です。 冷却水が出ているかも確認し、具体的な作業方法は自分の船外機の取扱説明書に従います。

つまり、現地で水槽フラッシングまで済ませるなら20L級。 帰宅後にフラッシングアタッチメントや水道を使えるなら、現地で必要な水は手足や小物用に絞れます。 ここを分けて考えると、水タンクを毎回20L積むかどうかを判断しやすくなります。

BUNDOK シャワー7L16L MS-34
BUNDOK(バンドック)
写真の商品はこちらです。簡易的にフラッシングできます。
トーハツ フラッシングアタッチメント 2スト/4スト共通2馬力~30馬力用
トーハツ
トーハツ フラッシングアタッチメントです。

現地でフラッシングする日と、帰宅後に行う日を分ける

毎回20Lの水を積めれば、現地で船外機までフラッシングできるので安心です。 ただ、軽バンにゴムボート、船外機、ドーリー、釣具、車中泊道具まで積むと、20Lタンクの置き場が問題になります。

水を持っていない時は、帰宅後、または翌日にフラッシングしています。 自宅なら水道が使えるので、フラッシングアタッチメントを使ったり、容器に水をためたりして作業しやすくなります。 現地で20Lタンクの置き場がない日は、無理に全部を釣り場で済ませようとしない方が現実的です。

帰宅後にトーハツ2馬力船外機をフラッシングしている様子 logo
トーハツ2馬力船外機を帰宅後にフラッシングしている実例。軽バンの積載に余裕がない日は、現地では小物洗いを優先し、船外機は帰宅後に洗う選択肢もある。

ただし、これは「帰宅後や翌日で絶対に問題ない」という意味ではありません。 海水で使った船外機は、できるだけ早く真水で塩分を流す方向で考えた方が安心です。 メーカーの取扱説明書や、自分の船外機の状態を確認したうえで、無理のない運用にする必要があります。

トーハツ2馬力船外機を容器の水でフラッシングしている様子 logo
トーハツ2馬力船外機を容器にためた水でフラッシングしている様子。現地で同じことを行う場合は、水位を確保するために20L級の水量が必要になることがある。

連泊の場合は、翌日もまた海で使うことがあります。 その場合、自分は毎回その場でフラッシングするのではなく、最終日に現地で行うか、帰宅後にまとめて行うかを考えています。 ここは、積載、水の量、釣行日数で判断する部分です。

フラッシング後の水は一次洗いには使えるが、仕上げ洗いには向かない

船外機をフラッシングした後の水は、すぐに捨てるだけでは少しもったいないです。 ボートの外側、ドーリーのタイヤ、砂が付いたサンダルなど、汚れをざっと落とす一次洗いには使えます。

ただし、フラッシング後の水を万能の洗浄水として考えるのは避けた方がいいです。 船外機を通した後の水には、塩分や汚れが混ざっている可能性があります。 実際にどれくらい塩分が残っているかは、自分では測っていないのでわかりません。

そのため、ルアーの針、リールライン、魚探のタッチ画面やボタンまわりなどは、できればきれいな真水で仕上げ洗いした方が安心です。 自分の場合は、フラッシングを始める前に、小さいバケツへきれいな真水を少し取り分けておきます。 その残りの水を使って、2馬力船外機をフラッシングする形です。

フラッシング後の水は、ボート外側やドーリーまわりなどの一次洗いへ回します。 ルアーやリールライン、魚探まわりの仕上げ洗いには、先に取り分けておいたきれいな真水を使う方が安心です。 こう分けておくと、限られた水でも使いどころを間違えにくくなります。

水を持って行かなかった時に困ったのは小物の塩分と砂だった

水を持って行かなかった時に困ったのは、ボート本体よりも身の回りの小物でした。 ルアーの針、リールライン、魚探の画面まわり、手足やサンダルに付いた砂。 このあたりを現地で軽く洗えないと、帰りの車内や帰宅後の片付けが一気に面倒になります。

ボート本体は、その場で洗えなくても大きな問題は感じませんでした。 もちろん帰宅後には洗いますが、現地でどうしても困ったのは、ボートそのものよりも、すぐ手に触れる道具や身の回りのものです。

ルアーは針のサビが気になります。 リールラインは、PEラインに塩分や汚れが残ったままだと、ラインの劣化やスプールまわりの腐食につながる可能性があります。 魚探まわりも、端子ではなく、海水のしぶきが付いたタッチ画面やボタンまわりは軽く流しておきたい部分です。

つまり、20Lタンクを積めない日でも、最低限の真水は持っておきたいです。 小さめの水タンクやペットボトルでも、ルアー、リールライン、魚探まわり、手足まわりを優先して洗えるだけで、帰りの快適さと帰宅後の片付けがかなり変わります。

釣った魚の下処理や保冷と同じで、現地で少しやっておくだけで、帰ってからの負担はかなり変わります。 魚の処理や保冷については、別記事でも整理しています。

まとめ|20Lを毎回積むより、用途で水量を分けるのが現実的

ボート釣り後の洗浄水は、20Lあれば安心です。 ただし、軽バン車中泊では、水を積むこと自体が積載問題になります。 ゴムボート、2馬力船外機、ドーリー、釣具、車中泊道具を積むと、20Lタンクの置き場は簡単には決まりません。

手足の砂、ルアーの針、リールライン、魚探の画面やボタンまわりを流すだけなら、10L未満でもかなり助かります。 道具に残った塩分を落として、手足やサンダルを洗えるだけでも、帰りの車内はかなり快適になります。

一方で、2馬力船外機を現地で水槽フラッシングするなら、20L級の水量が必要になります。 ただし、水道が使える環境でフラッシングアタッチメントを使えるなら、現地で水槽用の20Lを必ず積む必要はありません。 現地で何を洗うのか、帰宅後に何を回すのかで、水量を分けるのが現実的です。

だから、自分の結論は「毎回20L」ではありません。 現地で何を洗うのかで、水量を分けるのが現実的です。 船外機まで現地でフラッシングする日は20L級。 手足や小物だけの日は、少量の真水でも十分意味があります。

次は、魚探まわりの電源についても整理する予定です。 Garmin ECHOMAP 74SVを海で使う場合、専用バッテリーにするのか、モバイルバッテリー化できるのか。 実際の釣り車中泊で使いやすい形を、別記事で整理します。

この記事のポイント

  • 手足やルアー、リールラインの最低限洗浄なら10L未満でもかなり助かる
  • 2馬力船外機を水槽でフラッシングするなら20L級が必要になる
  • 20Lタンクは安心だが、軽バンではゴムボートや釣具の積載を圧迫する
  • フラッシング後の水は一次洗いには使えるが、仕上げ洗いにはきれいな真水が安心
  • 毎回20Lではなく、現地で何を洗うかで水量を決めるのが現実的

※本記事は実際の車中泊・釣りでの使用体験をもとに作成しています。構成の整理や文章の分かりやすさ向上のため、一部AIを活用しています。
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