軽バンDIYはどれが正解?イレクター・G-Fun・スペーシアを徹底比較

イレクターとスペーシアを使った車中泊DIYの比較例 車中泊
イレクターとスペーシアを使ったDIY実例

軽バンDIYパイプ比較|イレクター・G-Fun・スペーシアどれが最適?

軽バンDIYでパイプを選ぼうとすると、「イレクター・G-Fun・スペーシアって結局どれがいいの?」と迷う方も多いと思います。

結論から言うと、軽バンDIYで迷ったら「イレクターパイプ」が最もバランスが良くおすすめです。

ただし、使用環境によって最適な選択は変わります。

  • 海釣りやサーフィン → G-Fun(アルミでサビに強い)
  • 強度重視 → スペーシア(溶融亜鉛メッキ鋼管)
  • コスパ・DIYのしやすさ → イレクター

この記事では、それぞれの違いと選び方を実体験ベースで解説します。

イレクター・G-Fun・スペーシアの違い

種類 素材 特徴 耐腐食性 DIY難易度
イレクター スチール+樹脂被覆 加工しやすく初心者向き
G-Fun アルミ 軽量でサビに強い
スペーシア 溶融亜鉛メッキ鋼管 強度と防錆のバランス

用途別おすすめ(これ超重要)

  • 海釣り・サーフィン → G-Fun
  • 強度を最優先するなら → スペーシア(業務用レベルの強度)
  • 通常の車中泊DIYなら → イレクターで十分対応可能

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取り扱い店舗とカット対応について

  • イレクター:ホームセンターで入手しやすく、公式通販では1mm単位のカット品も選べます
  • G-Fun:DCM系ホームセンターやネット通販で購入でき、公式ストアでは切断販売に対応しています
  • スペーシア:ネット通販との相性がよく、公式通販ではサイズ指定カットで注文しやすいです

特にDIY初心者の場合は、最初からカット済みで注文できるサービスを使うと、作業のハードルをかなり下げられます。

カット指定で届いたスペーシアパイプのDIY部材
実際にカット指定で注文したスペーシアパイプ。指定サイズで届くため、DIY初心者でも組み立てに集中しやすいです。

1m立方体の箱型フレームを作った場合の費用感

比較しやすいように、ここでは縦1m×横1m×奥行1mの箱型フレームを基準にしました。

使用する部材の目安は、1mパイプ12本とコーナージョイント8個です。実際には補強バーや中間ジョイントを追加することもありますが、ここでは基本構成で比較しています。

実際に比較してみると、価格差に驚く方も多いと思います。

「安く済ませたいけど、海で使うしな…」「そこまでの強度は必要ないかも…」と悩むポイントでもあります。

種類 概算費用 こんな人向き
イレクター 約5,800円前後 まずはコストを抑えてDIYしたい人
スペーシア 約5,900円前後 イレクターに近い価格感で、カット注文もしやすくしたい人
G-Fun 約12,000円前後 海辺で使う、軽さや耐食性を重視したい人

こうして比べると、イレクターとスペーシアはかなり現実的な価格帯です。一方でG-Funは明らかに高く感じますが、そのぶんアルミ製で軽く、海釣りやサーフィンなど塩害環境を意識するなら価格差にも納得感があります。

逆に、今回の用途が天井収納や軽めのラックで、そこまで過剰な強度や耐食性を求めないなら、イレクターやスペーシアで十分と考えやすいです。

つまり、価格だけで決めるのではなく、「どこで使うか」「何を載せるか」で選ぶと失敗しにくいです。

価格差をどう考えるか

「これはちょっと高いな」と感じても、海辺で使う、濡れた道具を積む、長く使いたいといった条件があるなら、G-Funの価格差は安心料として考えられます。

一方で、「今回はそこまで重たい物を載せない」「まずは試しに作ってみたい」という場合は、イレクターやスペーシアの方が取り入れやすい選択です。

実際のレイアウト設計イメージ

パイプ選びだけでなく、実際にどのように配置するかを考えておくと、無駄な作り直しを防げます。

実際に軽バン内での配置を考える際は、収納スペース・動線・重量バランスを意識することが重要です。

このように事前にレイアウトを考えておくことで、必要なパイプの長さや本数も明確になります。

軽バン 車中泊 レイアウト 設計図 ベッド収納 配置イメージ
軽バン車内のレイアウト設計イメージ。ベッド・収納・動線を考慮して配置を検討しています。
軽バン 車中泊 収納配置 詳細図 電源 水タンク レイアウト
実際に積載する機材(電源・水タンク・収納)を想定した配置。重量バランスも考慮しています。

接続方法と強度の違い

  • イレクター:専用接着剤で固定(強度が高く振動に強いが分解不可)
  • G-Fun:ボルト固定(強度が高く分解・再構築が可能)
  • スペーシア:専用ジョイントによる構造固定(精度が高くズレにくい)

イレクターとスペーシアは似ているようで、イレクターは接着による一体化、スペーシアは構造による固定という違いがあります。

実際に組みながら調整した設計とパーツ構成

実際に組んでみると、ジョイントの位置や補強の入れ方で強度が大きく変わるため、試行錯誤しながら最適な構成を探っています。

イレクターパイプは、ジョイントの組み方によって強度や使い勝手が大きく変わります。

軽バン イレクター DIY 設計図 ジョイント構成 ベッドフレーム 試行
後方から見たイレクター構成の設計イメージ。ジョイント位置や補強の入れ方を試行しながら、強度と使い勝手のバランスを調整しています。

イレクターパイプはそのままだと長いスパンでたわみが出ることがありますが、このように横方向に補強を入れることで実用レベルの強度を確保できます。

イレクターパイプで組んだ車中泊ベッドフレーム ノア 車内DIY
以前乗っていたノアで組んだイレクターパイプのベッドフレーム。横方向に補強を入れることで、たわみを抑えた構造になっています。

加工のしやすさ(パイプカッター)

イレクターとスペーシアはパイプカッターで簡単に加工可能です。

G-Funはアルミ素材のため、専用工具があるとより精度の高い加工ができます。

イレクターパイプは専用のパイプカッターを使えば、車内でも比較的簡単にカットできます。

軽バン クリッパー 車内 イレクターパイプ DIY カット 作業中
現在のクリッパーでイレクターパイプをカットしている様子。パイプカッターを使えば、DIY初心者でも比較的簡単に加工できます。

よくある失敗

実際にDIYしてみると、意外と多いのが以下の失敗です。

  • 強度不足でたわむ
  • 重すぎて天井に負担がかかる
  • サビ対策をしていない

強度不足でたわむ原因

特にイレクターパイプは、長いスパンで荷重がかかるとたわみが出やすい傾向があります。

そのため、中間に補強バーを追加するなどの対策が必要になり、結果的に使用するパーツが増えてコストが上がるケースもあります。

重すぎて天井に負担がかかる原因

これは素材の問題というより、収納する荷物の重量が原因です。

水タンクやバッテリーなど重量物を載せると、どの素材でも天井への負担が大きくなります。

ただし、G-Funはアルミ製で軽量なため、フレーム自体の重量を抑えやすいメリットがあります。

サビ対策をしていない

イレクターは表面が樹脂でコーティングされていますが、傷がつくと内部のスチールが露出し、サビの原因になります。

スペーシアは溶融亜鉛メッキ鋼管でサビに強い構造ですが、海釣りなど塩害環境では徐々に劣化する可能性があります。

一方でG-Funはアルミ素材のためサビに非常に強く、海辺での使用にも適しています。

実際に使用しているパーツなので、安心して使えます。

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最終的にどの構成にするか迷ったポイント

パイプと木材のどちらにもメリットがありますが、実際に設計してみると「強度」「重量」「加工のしやすさ」で悩むポイントが見えてきます。

今回のように事前にレイアウトを考えておくことで、どの素材が自分に合っているか判断しやすくなります。

実際に設計を進める中で、イレクターパイプだけでなく木材での構成も検討しました。

軽バン 車中泊 ベッド 木材 DIY レイアウト 設計図
木材を使ったベッド構成の検討イメージ。シンプルで安定感のある構造を考えています。
軽バン 車中泊 ベッド マット配置 シンク動線 設計図
実際の使用を想定した動線と収納配置。ベッド展開や荷物の出し入れも考慮しています。

まとめ

ここまで読んで、「自分にはどれが合っているか」が見えてきたと思います。

軽バンDIYで使うパイプは、「どこで使うか」「何を載せるか」で最適な選択が変わります。

今回比較した3種類は、それぞれ明確な特徴があります。

  • イレクター:コストが安く、加工しやすいためDIY初心者にも扱いやすい
  • G-Fun:アルミ素材で軽くサビに強く、海釣りや湿気の多い環境でも安心して使える
  • スペーシア:強度と防錆性能のバランスが良く、重たい荷物にも対応しやすい

実際の選び方としては、以下のように考えると失敗しにくいです。

  • まずはコストを抑えて試したい → イレクター
  • 海辺で使う、長く使いたい → G-Fun
  • 重たい荷物をしっかり支えたい → スペーシア

なお、天井収納など軽〜中重量の用途であれば、イレクターでも十分対応可能です。

逆に、塩害環境や重量物を想定する場合は、最初からG-Funやスペーシアを選んでおくと後から作り直す手間を減らせます。

実際に比較・検討・設計を行った結果、最終的に私の構成は以下になりました。

  • ベッド → MGRのベッドキット
  • 天井収納 → イレクターパイプ
  • ゴムボート用フロントドーリー → スペーシア

G-Funについても検討しましたが、近隣での入手性の問題もあり今回は採用していません。

このように、すべてを一つの素材で揃えるのではなく、用途ごとに最適なものを選ぶのが、結果的に使いやすい構成になります。

実際に使ってみて、それぞれの特徴を活かした組み合わせにすることで、無駄なく快適な車中泊環境を作ることができました。

迷った場合は「どこで使うか」「何を載せるか」を基準に選ぶのがおすすめです。

実際にイレクターで天井収納を作った方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

軽バン天井収納DIYはこちら

天井収納だけでなく、ベッド下や全体レイアウトを含めた収納設計は、軽バン収納アイデア記事でまとめています。

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