この記事では、軽バンを車中泊仕様にするためのキット選びの中でも、特に失敗しやすい「ベッドまわり」に絞って、自作と既製ベッドキットの違いを整理します。
軽バン車中泊のベッドを考えるときは、自作かキットかだけでなく、収納・電源・荷物の出し入れまで含めて考えると失敗しにくくなります。 軽バン車中泊全体の準備は、こちらの 軽バン車中泊の始め方ガイド で整理しています。
この記事は2026年6月10日に内容を更新しました。
軽バン車中泊キットを探している人に伝えたい結論
軽バン車中泊キットといっても、実際にはベッドキット、マット、収納棚、カーテン、電源まわりなど、いくつかの種類があります。
その中でも最初に決めた方がいいのは、寝る場所を作るためのベッドキットです。
自作でも作れますが、普段使いもする軽バンでは、取り外しやすさ、安定性、収納との相性を考えると、私は最終的にベッドキットを選びました。
軽バン車中泊キット選びで、まずベッドを決めた方がいい理由
先に結論から言います。
軽バンの車中泊ベッドは「DIYよりベッドキットが正解」でした。
私自身、以下をすべて試しました。
- 板を敷くだけの簡易ベッド
- すのこベッド
- 折りたたみマット
- イレクターDIYベッド
- 市販ベッドキット
その結果、最終的にたどり着いた答えが「最初からベッドキットにしておけばよかった」です。
この記事では、実際に試した体験をもとに、DIYベッドのメリット・デメリット、なぜ失敗しやすいのか、ベッドキットが使いやすかった理由を整理します。
軽バンはフルフラットでも「寝るための構造」ではない
軽バンは一見フルフラットになります。
ですが実際に寝てみると、すぐに気づきます。
「これ、寝る用じゃないな…」
主な問題は以下です。
- シートの凹凸で体が痛い
- 完全な水平にならない
- 長時間くつろぎにくい
つまり軽バンは、「荷物を積むためのフラット」であって、寝るためのベッドではないということです。
まずやるのが「とりあえずベッド化」
ここで多くの人がやるのが、板を敷く、すのこを置く、マットを敷くといった簡易的なベッド化です。
板を敷くだけの簡易ベッド
すのこを置く
マットを敷く
私も全部やりました。 確かに一時的には改善します。 ですが、実際に使うとすぐに問題が出ます。
問題①:荷物置き場が消える
フラットな床だけを作ると、車内はこうなります。
「全面ベッド=収納ゼロ」
これがかなり致命的です。
車中泊では、釣り道具、着替え、食料、電源関係など、意外と多くの荷物があります。 フラットな床だけを作ると、それらの置き場がなくなります。
問題②:安定しない・揺れる
簡易ベッドはどうしてもグラつきます。 寝返りを打つたびに「ギシッ」「ミシッ」と鳴ると、地味にストレスになります。
問題③:毎回の展開が面倒
折りたたみや置くだけタイプは、毎回の準備が必要です。
最初は気にならなくても、出発前、到着後、撤収時に毎回やるとなると、だんだん面倒になります。 これが積み重なると「今日はいいか…」となりやすいです。
DIYベッドはどうなのか?
次に試したのが、イレクターパイプを使ったDIYベッドです。 これはかなり本格的に作れます。
DIYベッドのメリット
- サイズを自由に作れる
- 収納スペースを自分に合わせて確保できる
- 市販キットよりコストを抑えられる場合がある
DIYベッドのデメリット
- 強度を出すのが難しい
- 設計と採寸に手間がかかる
- 使ってみるとやり直しが発生しやすい
- 寝心地や安定性が思ったより出にくい
実際に作ってみて思ったのは、「意外と難しい」ということです。
特に問題だったのが、強度と安定性です。 使えないわけではありませんが、どこかに不満が残る。 これが正直な感想です。
DIYそのものを楽しみたい人なら良い選択肢です。 ただ、軽バン車中泊を早く快適にしたい人には、少し遠回りになりやすいと感じました。
最終的にたどり着いたのが「ベッドキット」
いろいろ試した結果、最終的に導入したのがMGRのベッドキットです。
結論から言うと、これが一番良かったです。
完成状態
見て分かる通り、車内がしっかりフラットになります。
- 完全フラットに近い寝床を作れる
- 安定感がある
- 見た目もきれいに収まる
DIYでも近い形は作れます。 ただ、この安定感と収まりの良さまで持っていくのは、かなり大変です。
ベッド下収納が使いやすい
一番大きかったのが、ベッド下の空間を収納として使えることです。
- 収納ボックス
- 釣り道具
- 電源関係
- 水タンクや小物類
これらをベッド下に収められると、車内の使いやすさが一気に変わります。
DIY時代は「置く場所がない」というストレスが常にありました。 ベッドキットにしてからは、寝る場所と荷物置き場を分けて考えやすくなりました。
普段使いとの両立ができる
ベッドキットの良いところは、普段使いと両立できることです。
- ソファ状態にできる
- 必要に応じて寝床に戻せる
- 日常使いを邪魔しにくい
普段も使う軽バンでは、これはかなり重要です。 車中泊専用車ではなく、日常でも使う車だからこそ、戻しやすさや使い勝手は大事になります。
専用設計の安定感がある
MGRのベッドキットは車種専用設計なので、車内に合わせてきれいに収まります。
- ガタつきにくい
- きしみ音が少ない
- 安心して寝られる
DIYで一番悩みやすい部分が、最初からかなり解決されています。
正直な話、最初からこれで良かった
ここが一番伝えたいところです。
私は、DIYで作る、改良する、また作り直す、という流れを何度も繰り返しました。
その結果、時間もお金もそれなりに使っています。 そして最後に思ったのが、「最初からこれにしておけばよかった」です。
もちろん、DIYにはDIYの楽しさがあります。 自分で作る過程が好きな人なら、それも良い選択です。
ただ、軽バンで車中泊を快適にしたい、釣り道具や荷物も積みたい、普段使いも残したい。 そう考えるなら、私はベッドキットの方が失敗しにくいと感じました。
こんな人はベッドキットがおすすめ
- 軽バン車中泊を快適に始めたい人
- DIYに自信がない人
- 何度も作り直したくない人
- 収納も重視したい人
- 普段使いと車中泊を両立したい人
- 釣り道具や車中泊道具を積んだまま寝たい人
逆に、DIYそのものを楽しみたい人や、車内寸法に合わせて細かく作り込みたい人は、自作でも良いと思います。
今回使用したベッドキット
私と同じように遠回りしたくない方は、最初から完成されたベッドキットを選ぶのが一番確実です。
価格はそれなりにしますが、結果的に一番コスパが良い選択でした。
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まとめ
- 軽バンはそのままでは寝る用途に向かない
- 簡易ベッドは収納が犠牲になりやすい
- DIYベッドは自由だが、強度と安定性が難しい
- ベッドキットは最初から完成度が高い
- 収納・普段使い・寝心地を考えると失敗しにくい
結論としては、「快適に軽バン車中泊をしたいなら、ベッドキットが正解」これに尽きます。
特に、釣り道具や車中泊道具を積みながら寝るなら、寝床だけでなくベッド下収納まで含めて考える必要があります。 その点でも、私は市販のベッドキットを選んで良かったと感じています。
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天井収納やパイプDIYを考えている方は、 イレクター・スペーシア・G-Fun比較 も参考になります。
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