車中泊ライトのおすすめは?ランタンから12Vダウンライトに変えた結論

軽バンのバックドアを開けて釣り支度をする様子と、中央3灯・後方2灯・バックドア1灯の配置図 車中泊

車中泊のライトは、明るい商品を1つ買えば終わりだと思っていました。

最初はキャンプで使っていたビーコンライトを車内に吊り下げ、その後はUSBバーライトやエジソンライトを追加し、まきストーブランプも使ってきました。

さらに軽バンの車内へ12Vダウンライトを取り付け、実際の車中泊や早朝の釣り支度で使ってきました。

その結果、現在の結論はかなりシンプルです。

車中泊を続けるなら、メイン照明は車内に固定した12Vダウンライトが一番使いやすい。

軽バン車中泊で使用している6灯構成の12Vダウンライトが点灯した車内 logo
車内中央と後方のダウンライトを点灯した状態。バックドアの1灯と合わせて6灯で使っています。

ただし、これから車中泊を始める人が、最初から天井へ穴を開けて配線する必要はありません。まずは充電式ランタンで始め、不便を感じてから固定式へ進めば十分です。

私が実際に使ってきた照明と、現在の使い分けは次の通りです。

照明・道具 現在の役割 使用頻度
GoolRC 12Vダウンライト6灯 車内のメイン照明・早朝の釣り支度 毎回使う
USBバーライト 天井後部の予備灯。本来はシンク上などの手元照明向き ときどき使うが、現在は余り気味
エジソンライト 白色灯より虫が比較的集まりにくい暖色の補助灯 虫が気になる時期に使う
ビーコンライト 車中泊を始めた頃のメインランタン。現在は雰囲気灯 釣り前乗りではほぼ使わない
まきストーブランプ 冬のコーヒーウォーマー・薪ストーブの雰囲気づくり 現在はほぼ使わない

この記事は2026年9月16日に内容を更新しました。

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結論|車中泊ライトは「過ごし方」に合わせて選ぶ

先ほど書いた通り、私の現在の結論は12Vの固定式ダウンライトです。

ただし、これから車中泊を始める人にも、最初から同じ構成をおすすめするわけではありません。車中泊ライトは、使う頻度と車内で何をするかに合わせて選ぶ方が失敗しにくいと思います。

これから車中泊を始める人

最初は、調光できる充電式LEDランタン1灯でも十分です。

配線工事がいらず、車外にも持ち出せます。車中泊を続けるか分からない段階で、最初から固定照明を作り込む必要はありません。

軽バンを車中泊仕様として使い続ける人

車中泊を続ける中で不便な場所が分かってきたら、12Vの固定式ダウンライトが使いやすくなります。

充電残量を毎回確認したり、暗い車内でランタンのスイッチを探したりする必要がなく、車内全体を照らしやすくなります。

釣りや荷物整理にも使う人

車内だけでなく、バックドアを開けたときに、荷室と車外側を照らせる位置が重要です。

私の場合、車内中央だけでなく、天井後端とバックドアにもライトを配置しています。釣りでは出発前の薄暗い時間に道具を準備するため、この後方3灯が特に役立っています。

軽バン車中泊の暑さ・寒さ・換気・照明・電源をまとめて見たい方はこちら。

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ランタン生活から12Vダウンライトへ変えた理由

車中泊を始めた頃は、キャンプで使っていたビーコンライトを1灯、車内に吊り下げて使っていました。

寝るだけなら、それでも大きな不満はありません。取り付けも配線も不要で、車外へ持ち出せるのは、今でもランタンのメリットだと思います。

ただし、車内で食事や着替え、荷物整理を行い、翌朝の釣り支度まで行うようになると、ランタン1灯では不便な場面が出てきました。

  • 荷物の裏側に影ができる
  • 荷物の奥まで光が届かない
  • 吊り下げる位置によっては頭に当たる
  • 寝る前にスイッチまで手を伸ばす必要がある
  • 充電を忘れると使えない

そこで、サブバッテリーから電源を取る12Vダウンライトを、天井とバックドアへ取り付けました。

吊り下げたランタン1灯で照らすより、複数のダウンライトを必要な場所へ分散して配置した方が、車内全体を照らしやすくなります。

実際に使い続けてみると、最大の明るさよりも、必要な場所に最初からライトがある便利さの方が大きな違いでした。

現在のメイン照明|GoolRC 12Vダウンライト6灯

現在もメイン照明として使っているのは、GoolRCの12V LEDダウンライト6個セットです。

購入時の商品説明では、6000Kの白色、1灯240ルーメン、リモコンによる10段階の光量調整に対応していました。

白色なので雰囲気を作るライトというより、車内作業や荷物整理に向いた実用照明です。

GoolRC LEDスポットライト キャビネットライト 12V LED
GoolRC
リモコン付きで軽バンキャンピングカーにピッタリな6個セット

6灯は車内中央と後方へ分けて配置

6灯は、すべて同じ場所へ並べているわけではありません。

  • 天井中央:3灯
  • 天井の一番後ろ:2灯
  • バックドア:1灯

天井中央の3灯は、食事や着替え、荷物整理など、車内で過ごすときのメイン照明です。

後方の2灯とバックドアの1灯は、リアゲートを開けて釣り道具を準備するときに使っています。

釣りへ出発する時間は、まだ薄暗いことが多いため、車内中央だけを明るくするより、後方へ光を配置した方が実用的でした。

詳しい取り付け方法や配線は、軽バン車中泊の照明DIY|ランタン生活から卒業した理由で紹介しています。

リモコンで明るさを決め、スイッチパネルで点灯する

このライトの難点は、リモコンがないとON・OFFと光量調整ができないことです。

そこで現在は、リモコンでライトをONにし、使いやすい明るさへ調整した状態にしています。

普段の点灯と消灯は、ライトを直結しているスイッチパネル側で行います。光量を変えたいときだけ、リモコンを使う運用です。

この方法なら、車中泊中は決まったスイッチを押すだけで照明を操作できます。

リモコンを紛失したり故障したりした場合は、Amazonで受信機とリモコンのセットを購入できます。受信機ごと交換できるため、リモコンがなくなったら照明を使えなくなるわけではありません。

ミニRFワイヤレスコントローラー Led・調光・単色
ジェネリック(Generic)
無くしても単体で買えるので便利です。

スイッチパネルや電装品をまとめているリア窓棚は、軽バン収納アイデア|リア窓に薄型棚をDIYして電装パネルもまとめるで紹介しています。

6灯を使い続けて分かったメリット

  • 車内全体を照らしやすい
  • 必要な場所へ光を分散できる
  • サブバッテリーから給電するため、ライト単体の充電がいらない
  • スイッチパネルで点灯・消灯できる
  • バックドアを開けた状態で釣り支度に使える

実際に感じているデメリット

  • 取り付けと配線が必要
  • 光量を変更するにはリモコンが必要
  • リモコンの紛失や故障時は、受信機とリモコンの交換が必要
  • 6000Kの白色なので、暖色の雰囲気灯にはならない
  • 取り付け後は簡単に位置を変えられない

6灯だからおすすめなのではなく、車内中央と後方へ役割を分けて配置できたことが、使いやすさにつながっています。

USBバーライトはシンク上なら使いやすいが、現在は余り気味

このUSBバーライトは、本来、家庭のキッチンでシンクや調理台を上から照らすための棚下灯です。

軽バンでも、シンクや調理スペースの上へ固定できれば、手元を照らすライトとして使いやすくなります。

USB給電なので、12Vの配線工事をせずに取り付けられるのもメリットです。

以前はサイドの天井棚へ取り付けていましたが、その棚を外したため行き場がなくなり、現在は天井収納の一番後ろへ移しています。

軽バンの天井収納後部へ取り付けたUSBバーライトで食事スペースを照らしている様子 logo
現在は天井収納の一番後ろへ移設。6灯を使わないときの予備灯として点けることがあります。

バックドアを開けたとき、6灯のダウンライトを点けていない場合の予備灯として使うことはあります。

ただ、すでに後方へダウンライトを3灯配置しているため、現在は少し余り気味です。

LEDバーライトUSBキッチン蛍光灯
ASSEUI
キッチン用なので、作業台の上にセットするとすごく使いやすい

シンクや調理台の上へ取り付けるなら、USBバーライトは今でも使いやすいと思います。

  • シンクや調理台の手元を上から照らしたい
  • 穴開けや12V配線をしたくない
  • 近くにUSBポートがある
  • 低予算で照明を追加したい

一方、後から車内全体へ固定照明を入れる予定なら、取り付け場所と役割が重ならないか確認してから買った方がよいと思います。

私の場合は、照明を少しずつ追加していった結果、最後にUSBバーライトの役割が薄くなりました。

エジソンライトは虫除けではなく、虫が比較的集まりにくい暖色灯

エジソンライトは、現在も使っています。

ただし、車内を明るくするメイン照明ではありません。虫が気になる時期に使う、暖色の補助灯です。

ここでいう「虫が集まりにくい」は、虫を追い払う効果があるという意味ではありません。

黄色や暖色の光に虫除け効果があるというより、白色灯や青白い灯りに比べて、光の周りを飛び回る虫が少なく感じるという意味です。

バックドアを開けたまま白色のダウンライトを点けていると、車の周りや光源へ虫が集まってきます。そこで暖色のエジソンライトへ切り替えると、白色灯を点け続けるより使いやすく感じています。

日本生態学会で発表された野外調査でも、LEDへ集まった昆虫は青色光が最も多く、緑色、黄色、赤色の順に少なくなりました。

ただし、緑色や黄色へ集まりやすい種類も確認されているため、すべての虫に当てはまるわけではありません。

そのため、「虫を寄せ付けないライト」ではなく、白色灯より虫が集まりにくい暖色のライトと考えるのが近いと思います。

参考:LEDライトから放出される波長の違いが森林・里山性昆虫の走光性に与える影響(日本生態学会)

エジソン ライトスティック LEDライト
ベアボーンズ リビング
虫が寄りにくいから夜釣りでも快適 カメヤマのキャンドルハウスにもそのまま使えて雰囲気も◎
トゥルムランタン ミニ(マットゴールド)SJ803-00-30GO
カメヤマ キャンドル ハウス
エジソンライトスティックがインストール可能なので、火を気にしないで車内で使えます。

私は、トゥルムランタンへ本来のキャンドルではなく、電気式のエジソンライトを入れて使っています。

軽バン車内で暖色に点灯するエジソンライトをトゥルムランタンへ入れて使っている様子 logo
電気式のエジソンライトをランタンへ入れ、暖色の補助灯として使っています。

ランタンのガラスホヤは割れてしまいましたが、もともと電気式ライトを入れて使っているため、照明としては問題なく使えています。

見た目を整えるランタンと、実際に光る電気式ライトを分けて考えると、こうした使い方もできます。

ビーコンライトとまきストーブランプは、ゆっくり過ごす車中泊向け

車中泊を始めた頃、メイン照明として使っていたキャンプ用ランタンがビーコンライトです。

現在でも、車内でゆっくり過ごすときの雰囲気灯として使えます。

軽バンの寝床でビーコンライトを点灯して就寝前を過ごしている車内 logo
釣り前乗りでは出番が減りましたが、車内でゆっくり過ごすときには雰囲気の良いライトです。

一方、まきストーブランプは、名前に「ランプ」と付きますが、車内を明るくするための道具とは少し違います。

小さな薪ストーブを車内へ持ち込んだような雰囲気を楽しむ道具で、本来の仕事はコーヒーウォーマーです。

専用ロストルへマグカップを載せ、ロウソクの火で冬のコーヒーを冷めにくくします。

ロウソクの火は、耐熱ガラスの扉が付いた本体の中に収まり、重心も低い作りです。実際に使っていて、特に不安定な道具とは感じていません。

ただし、ロウソクの火を使うことに変わりはありません。燃えやすいものから離し、使用中は目を離さないという基本的な扱いは必要です。

現在の釣り車中泊は、前日の夜に現地へ入り、翌朝に備えてすぐ寝ることが多くなっています。

そのため、ビーコンライトやまきストーブランプを出して、車内でゆっくり過ごす時間がほとんどありません。

冬の車中泊で長時間車内にこもり、温かいコーヒーを飲みながら過ごすなら、また出番はあると思います。

道具として悪いのではなく、今の釣り車中泊の過ごし方と合わなくなり、優先度が下がったというのが正直なところです。

車中泊ライトで重視したい5つのポイント

ここまで実際に使ってきたライトを紹介しましたが、車中泊用のライトを選ぶときに確認したいのは、次の5つです。

1.最大の明るさより光量調整

軽バンの車内は狭いため、明るすぎるライトはまぶしく感じます。

荷物整理では明るく、寝る前は暗めにできる方が使いやすいため、最大ルーメンだけでなく、光量を調整できるか確認した方がよいです。

2.ライトの数より配置

明るいライトを1か所へ取り付けても、荷物や自分の体で影ができます。

車内中央、後方、バックドアなど、実際に作業する場所へ光を分ける方が使いやすくなります。

私が6灯を使いやすいと感じているのも、数が多いからではなく、車内中央と後方で役割を分けているからです。

3.寝たまま操作できるか

寝る直前や夜中に、体を起こしてスイッチを探すのは意外と面倒です。

手元リモコン、決まった位置のスイッチ、ベッドから届く操作場所など、明るさより先に操作方法を考えておくと失敗しにくくなります。

私の場合は、リモコンの裏へマジックテープの引っかける側を貼っています。

天井がファブリック生地なので、そのまま天井へ取り付けられます。寝るときは、手の届く位置へリモコンを付けておきます。

夜中や朝に目が覚めたときも、寝たままライトを操作できるので便利です。

4.電源と充電方法

充電式ランタンは手軽ですが、台数が増えると、それぞれの充電管理が必要です。

固定式の12Vライトは取り付けと配線が必要ですが、サブバッテリーから給電できるため、ライト単体を毎回充電する必要がありません。

最初は充電式ランタンで始め、充電管理や置き場所が面倒になってから固定式へ進む方法でも十分です。

5.白色と暖色の役割を分ける

釣り支度や荷物整理には、白色の作業灯が見やすく感じます。

一方、寝る前や冬に車内でゆっくり過ごすなら、暖色ライトの方が落ち着きます。

1つのライトですべてを済ませるより、白色は作業用、暖色はくつろぐときや虫が気になる場面と、役割を分けた方が選びやすくなります。

LEDライトの消費電力は実測していない

現在使っている6灯は、照明だけを分けて消費電力を測ったことがありません。

そのため、この記事では「6灯で何W使う」といった数値は書きません。

現在は、100Ahのサブバッテリーから照明、冷蔵庫、扇風機へ給電しています。複数の電装品を同時に使っているため、ライトだけの消費電力を正確に分けていないというのが実際のところです。

車中泊全体で見ると、照明よりも電気毛布や調理家電の方が、使用電力量へ大きく影響します。

照明だけを基準に、大容量のポータブル電源を選ぶ必要はありません。ただし、サブバッテリーやポータブル電源で何を動かすのかは、先に整理しておいた方が安心です。

実際に1泊で使った電気量は、軽バン車中泊の電気量はどれくらい?|1泊726Whで足りる容量の目安でまとめています。

車中泊スタイル別のおすすめ構成

ここまでに書いた内容を、車中泊の使い方別に整理すると次のようになります。

車中泊スタイル おすすめの照明構成
初めての車中泊・年に数回 調光できる充電式LEDランタン1灯
USBポートがあり、工事をしたくない USBバーライト+持ち出し用ランタン
軽バンを継続して車中泊仕様にする 12V固定式ダウンライト+予備の携帯ライト
早朝に釣り支度をする 車内中央灯+天井後端灯+バックドア灯
冬に車内で長く過ごす 白色の作業灯+暖色の雰囲気灯

先ほども書きましたが、最初からライトを何個も買う必要はありません。

まず1灯で車中泊をしてみて、「手元が暗い」「後ろが見えない」「消すのが面倒」と感じた場所へ追加する方が、無駄が少なくなります。

私も最初から現在の6灯構成を決めていたわけではありません。

ビーコンライト、USBバーライト、固定式ダウンライトと実際に使っていく中で、現在の配置に落ち着きました。

まとめ|現在の結論は6灯の12Vダウンライト

現在の私の車中泊では、GoolRCの12Vダウンライト6灯がメイン照明です。

  • 車内中央の3灯で食事や荷物整理
  • 天井後端の2灯とバックドアの1灯で早朝の釣り支度
  • リモコンで光量を決め、普段はスイッチパネルでON・OFF
  • USBバーライトは予備灯になり、現在は少し余り気味
  • エジソンライトは、白色灯より虫が比較的集まりにくい暖色の補助灯
  • ビーコンライトは雰囲気灯、まきストーブランプは冬のコーヒーウォーマー

ここまで書いてきた通り、これが実際に使い続けてきた現在の結論です。

やはり、車中泊ライトは「何を買うか」よりも、「どこを照らすか」で使い勝手が変わります。

中央、後方、バックドアに役割を分けたことで、車内で過ごすための照明と、早朝の釣り支度を同じ6灯でまかなえるようになりました。

12Vダウンライトの取り付けや配線を見たい方は、軽バン車中泊の照明DIY|ランタン生活から卒業した理由をご覧ください。

軽バン車中泊のベッド、収納、電源まで含めた全体像は、軽バン車中泊の始め方|初心者が最初に読む記事にまとめています。

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